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宝石知識・業界情報

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  • 2023/05/17(水) ブランド情報カレライカレラ(Carrera y Carrera)について
    今回はスペイン王室御用達のジュエラーであり、当店でも隠れた人気を誇る「カレライカレラ」についてご紹介します。

    【ブランドヒストリー】
    カレライカレラは、1885年にスペインのマドリードで創業されたジュエリーブランドです。
    当初は、創業者であるサトゥーリオ・エステバン・カレラが手掛ける小さなジュエリーショップでしたが、スペイン王室も認めるジュエラーへと成長を遂げていきます。
    しかし、130年以上の歴史あるブランドにも危機が訪れます。2018年にカレライカレラは経営破綻し、ブランドの歴史に幕を下ろすことになってしまいました…。
    そして4年後の2022年、スペインの大ジュエラーは新たな歴史への一歩を踏み出すことになります。新しい経営陣を迎え再スタートしたカレライカレラは、長年守り続けてきた特徴的なスタイルを取り戻すことを目指しています。

    【ブランドの特徴】
    カレライカレラの作品は、造形の美しさと独創的なデザインが特徴です。動物や聖書の登場人物をモチーフにしたクリエイティブなデザインは、他のジュエリーとは一線を画す唯一無二の存在感があります。
    また、カレライカレラ最大の特徴と言えるのが「マットゴールド」という門外不出の技法です。世界でも屈指の金細工テクニックと称されるこの技法は、他の一流ジュエラーを以てしても再現できないと言われています。

    【まとめ】
    深い歴史を持ちながらも一度は経営破綻に追い込まれたカレライカレラ。その革新的なデザインは新たなクリエイティブチームによって再び日の目を浴びようとしています。
    スペイン王室が愛したジュエラーから、今後も目が離せません。

    【カレライカレラ商品特集】
  • 2023/04/21(金) ブランド情報100年の歴史!カルティエ“トリニティリング”ってどんなモデル?
    3つのリングが絡み合うデザインが特徴のトリニティリングは、1924年にルイ・カルティエがデザインし、来年2024年には生誕100周年を迎えるモデルです!
    その歴史の長さからカルティエを象徴するモデルであるとともに、現在でも高い人気を誇っています。

    トリニティリングは年代によって刻印の位置や文字が異なるものがあり、現行のものは表面に‘Cartier’、少し前のものは‘Must de Cartier’の刻印があります。

    さらにリングの幅によって XS、SM、MM(クラシック)、LM とサイズ展開があります。
    【XS】一本の幅:約1.8mm / 【SM】一本の幅:約2.8mm

    【MM(クラシック)】一本の幅:約3.53mm / 【LM】一本の幅:約5.2mmトリニティといえば上画像のような3色のイメージですが、単色でシンプルなデザインも魅力的です!他に現在当店で取り扱っているもので、トリニティから派生したデザインは次のようなものがあります。
    左 商品URL:https://jbworks.shop/shopdetail/000000016954 商品番号:191702
    右 商品URL:https://jbworks.shop/shopdetail/000000012628 商品番号:183668

    左 商品URL:https://jbworks.shop/shopdetail/000000016904 商品番号:189545
    右 商品URL:https://jbworks.shop/shopdetail/000000014034 商品番号:189428
    ※画像はすべて当店で撮影したものを使用しています。


    トリニティリングは種類が豊富なため、用途や好みに応じてデザインを選ぶことができます。普段のファッションに華やかさを加えるのも良いですし、ウェディングリングとして使えるものも。当店でもトリニティリングはよくお買い求めいただく人気商品です!
    もしリングをお探しなら、このカルティエの伝統的なモデルを一度手に取ってみませんか?

  • 2023/02/22(水) ブランド情報カルティエのアイコン「パンテール」の物語
    皆様はモチーフに込められた物語をご存じでしょうか?
    ブランドジュエリーのモチーフには様々な意味や願いが込められており、それらはブランドが歩んできた歴史を語るストーリーテラーでもあるのです。
    今回は、世界5大ジュエラーの一つに数えられる有名ブランドカルティエのパンテールについてご紹介します。

    【パンテール ドゥ カルティエ】
    パンテールとは、フランス語で豹(パンサー)を意味する言葉です。ワイルドな印象を持ちつつも上品でエレガントな豹のモチーフは、カルティエを象徴するアイコン的役割を果たしています。
    高級ジュエリーでありながら、野性的でクリエイティブな存在感のあるパンテールはフォーマルシーンに限らずモードスタイルにも取り入れられるアイテムです。

    【パンテールの歴史】
    パンテールの歴史を語るには欠かすことのできない一人の女性がいます。彼女の名はジャンヌ・トゥーサン(1887-1976)。1930年代以降、パンテールを含めた自然モチーフジュエリーの製作に取り組み、野性的で上品なカルティエのシンボルを作り上げた人物です。
    ジャンヌは第一次世界大戦中に、カルティエ一門の御曹司ルイ・カルティエと出会いました。カルティエのデザイナーとして次第に評価を高めていったジャンヌは、1933年にカルティエ高級宝飾部門の全権を任されることになります。彼女が手掛けたパンテールのジュエリーはのちのウィンザー侯爵夫人らを魅了し、一世を風靡していくのです。

    【ジャンヌ・トゥーサンとルイ・カルティエ】
    ルイ・カルティエは出会って間もないジャンヌに魅了され、自らデザインしたパンテールを彼女のために贈ったと言われています。これは、当時の女性には珍しく毛皮好きであったジャンヌのイメージにぴったりですね。
    二人は恋人の関係だったと言われていますが、名家出身ではないジャンヌとの結婚を一族から強く反対され諦めざるを得なかったようです。今やカルティエを象徴するパンテールモチーフには、二人の切ないロマンスが秘められていたのですね・・・。


    如何でしたか?モチーフに秘められたストーリーを読み解いていくと、魅力的なジュエリーの輝きをより一層楽しめるのではないでしょうか。

    今回紹介したパンテールのジュエリーを是非ご覧ください!
  • 2022/06/17(金) ブランド情報売上高2兆円に迫るCHANEL

    2021年CHANELの売上高が2兆円に迫っているというニュースはご存じでしょうか?
    先月5月に掲載されたWomen's Wear Daily「WWD」の記事でCHANELの売上高は156億3900万ドル(約1兆9861億円)と報じられました。
    その中でも営業利益が54億6100万ドル(約6935億円)、純利益が40億2600万ドル(約5113億円)であり前期比はそれぞれ170.6%、194.7%に増加したようです。

    コロナ禍以前の19年との比較
    売上高は27.4%増
    営業利益は57.5%増
    純利益は68.5%増

    地域別比較
    欧州:前期比40.1%増の40億4200万ドル(約5133億円)
    南北アメリカ:同79.5%増の35億2900万ドル(約4481億円)
    アジア太平洋地域:同53.5%増の80億6800万ドル(約1兆246億円)

    上記の比較を見ても、大幅に利益が上がっていることがわかります。
    また、今年に入ってからも尚その勢いは衰えていないようで新型コロナウイルスの影響による中国のロックダウンやロシアの軍事侵攻などがあったにもかかわらず
    1月から5月にかけての売上は好調であることを報じられました。

    この大幅な利益の増加の要因として考えられているのが商品の値上げです。
    米投資銀行ジェフリーズ・グループ(JEFFERIES GROUP)のアナリスト、フラヴィオ・セレーダ(Flavio Cereda)とキャサリン・パーカー(Kathryn Parker)は
    「シャネル」は“11.12”モデルを20年に約20%、21年には約30%値上げをしていることから、21年における売上高の伸びはボリューム(生産流通量)の拡大によるものではなく、主に値上げの結果ではないかと分析しました。
    また「シャネル」は2022年の3月にも定番バッグ4モデルと2022年春夏コレクションの値上げを行っています。これらの観点からも利益の増加は値上げによるものであると考える人は少なくないそうです。

    このような意見に対して最高財務責任者(CFO)であるフィリップ・ブロンディオ(Philippe Blondiaux)は「21年の成長はボリュームと価格改定の両方によるものであり、そのバランスは取れている」と説明し、「当社では通常、年に2回価格を改定する。これまでそうしてきたので、今後もその予定だ。『シャネル』の製品は、最高級の素材、比類のないクリエイティビティー、素晴らしいサヴォアフェール(受け継がれる職人技術)を持って作られており、それらに基づいて値段を決定している。21年の業績を鑑みるに、顧客は『シャネル』のそうした姿勢を理解してくれていると思う」と今後も商品価格の改定を進めていくことを述べました。

    値上げによる利益上昇も否定はできないですが、CHANELにはファンとしての顧客も多いように感じますね。
    ブランド業界は言わば作品作りの職人の集まりであると考えたら、ファンはどんな価格でもその職人が作った作品や世界観を欲しがるものです。
    きっとCHANELの顧客にはそのように感じる人も多いのだと思います。CHANELだからこそ欲しいんだ、世界観を見ていたいんだ、と顧客に思わせることが長く愛され、利益上昇に繋がるのかもしれません。

  • 2022/04/21(木) ブランド情報「シジエム サンス パル カルティエ」ハイジュエリーイベント
     
    日本で6年ぶりとなる、大規模なハイジュエリーイベント「シジエム サンス パル カルティエ」
    京都市京セラ美術館にて開催されました。
    野外イベントには有名芸能人の姿も・・・居合わせた皆さんは目の保養になったのではないでしょうか?

    松嶋菜々子、広末涼子、小栗旬、玉森裕太ら豪華20人が集結 京都観光客からどよめき…カルティエイベント
  • 2022/04/19(火) ブランド情報カルティエのハイジュエリーイベント!
     
    「プロフュージョン(豊かさ)」
    「インスティンクト(本能)」
    「オフフレーム」
    「ハイウオッチメイキング」
    「トラディション」
    「スペシャルオーダー」
    の6つのテーマで構成された日本で6年ぶりとなる、大規模なハイジュエリーイベント「シジエム サンス パル カルティエ」が開催されました。

    「カルティエ」のハイジュエリーイベントが京都で開幕 五感を刺激する新作ハイジュエリーから16億円のネックレスまで
  • 2021/06/18(金) ブランド情報エルメス 野菜でできたバーキン!?
    お値段付けてたいくらなんでしょうか?(*_*;
    エルメス攻めてますね~こういった遊び心はさすがです!!
    ドレッシングかけて誰か食べてる写真も見たいですね(^_-)-☆

    「寄り道を楽しんでください。これは、伝統的なエルメスのバッグにインスパイアされた、食べることが出来るアート作品です」

    https://www.huffingtonpost.jp/entry/hermes_jp_60b74945e4b0169ca96f221a
  • 2020/11/23(月) ブランド情報Harry Winston
    宝石商の息子として生まれたハリーウィンストン氏。幼い頃から様々な宝石に触れてきた彼が12歳の時に偶然訪れた質屋で、無数の安価な宝石の中から見つけ出した、2カラットのエメラルド。たった25セントで購入したこの石が、2日後には800ドルで売れたという。幼い頃から卓越した審美眼を持った彼の有名なお話し

    引用元
    https://news.yahoo.co.jp/articles/e63a403a8d3abd90d860e27149215503aeba6eb3
  • 2020/09/10(木) ブランド情報LVMH ティファニー買収を撤回
    昨年末から買収合意に向けて両社動いていましたが、ここへきて破綻してしまいました。
    ティファニーは昨年から続く香港の民主化デモの影響で業績的にかなり逆風に見舞われていました。
    内容としてLVMHは合意に向けての出し惜しみをせずに、ティファニーの時価総額に20%以上の上乗せをして提示していたにも関わらず、ティファニー側が合意に消極的だったとのことです。
    しかし、LVMHの傘下に入ることでティファニー社の色は失われる可能性はあります。LVMHはラグジュアリー志向が強く、価格やコンセプトの面でティファニーとは合わないかもしれないですね。はたして最終的にはどのように決着するのでしょうか。

  • 2020/08/28(金) ブランド情報ティファニーの新戦略
    ティファニーは、0.18カラット以上のダイヤモンドについてトレーサビリティー(流通経路の追跡可能化、明確化)を開示すると発表しました。
    この取り組みはティファニーが20年前から改善化を試みていた活動であり「クラフトマンシップ ジャーニー」と名付けられ、産出地、仕分け、カットと研磨、グレーディング、セッティングが行われた全てのロケーションを証明し、ティファニーのダイヤモンド鑑定書に含まれるというものです。

    これらの取り組みはティファニーのような大規模なジュエラーにおいては初めてです。
    ジュエリー業界は、労働条件や持続性に関する宝石調達の不透明性について長年闘ってきました。その背景には特にエンゲージメントリングやブライダルリングを購入するミレニアル世代によるエシカル(論理的、良識的で、道徳的に正しい行動や概念)な要求の高まりによるものであり、フェアトレードや公正取引を強く求めたものと言えます。

    また、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンで、より多くの消費者がジュエリーを実店舗で実際目で見て購入出来ず、ECで購入するようになった動きに対するものでもあります。

    いずれにしても素晴らしい取り組みであり、今後もジュエリー業界全てにおけるマストになればと思います。

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